Synopsis
夏は暑い。
蝉はうるさい。
そんな当たり前のことに文句を言っていた俺は、ある日、山の中で奇妙な大男と出会った。
上半身は裸。
下半身は腰蓑一枚。
そして、本人曰く――山の神。
いやいや、そんな裸の山の神がいるかよ。
そう思っていた俺だったが、山の神に「静かなところへ送ってやろうかの」と言われてから、何かがおかしくなった。
時間の感覚がない。
何もない。
ただ、静かだ。
これは夢なのか。
それとも、俺は――。
暑い夏の日に出会った、俺と山の神のちょっと不思議な物語。
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