Synopsis
ハーゲン国立学院に通う公爵令嬢ストロベリー・ローズベルは、ある日突然、男爵令嬢バニラ・シュガーを階段から突き落とした犯人だと告発されてしまう。
「ストロベリー様が、わたしを突き飛ばしたんです――」
証人はおらず、現場にいたというだけで疑いの目は彼女へ向けられる。婚約者である第二王子グリーンティーまでもが彼女の言葉を信じることなく、その場で婚約破棄を宣言。
誰からも信じてもらえず、ストロベリーは人生のすべてを失ってしまう。
そんな絶望の中、ただ一人だけ彼女を信じてくれたのは、幼い頃からストロベリーを知る第三王子マカデミアだった。
「証拠もないのに、一人の女性を罪人にすることは許されません」
その言葉を受け、学院長であるハイエルフのクッキー=クリームは、禁術級時間魔法《真実の扉》を発動する。
それは過去を映し出す幻ではない。
事件が起こる前の世界へ実際に遡り、自らの足で歩き、真実を確かめられるという、誰も見たことのない奇跡の魔法だった。
ただし、一つだけ絶対の禁忌がある。
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