Synopsis
世界線の外に到達した“存在しない男”は、無数の可能性が選別され消えていく現実を知る。
ナポレオンが勝った世界、覇権国家となった日本、機械が支配する文明、そして人類なき地球。
すべてが“ありえた未来”として確かに存在していた。
だがそれらは、“核”と呼ばれる存在によって取捨選択されている。
観測でも干渉でもなく、“選別”そのものが世界を決めていた。
主人公は決断する――どの世界も消させない、と。
そしてその意志は、“神の領域”への反逆へと変わる。
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