Synopsis
## 作品紹介
本作はカクヨムにて連載中の「異世界筋肉〜筋トレがしたいだけなのに異世界が放っておいてくれない〜」を『カドコミ漫画原作コンテスト』向けに体裁を整えたものです。
また、漫画原作への変換作業に伴い、一部小説版と展開が大きく異なる箇所があります。
### 【形式】
キャラ名「セリフ」
キャラ名(内心・モノローグ)
『』ナレーションや説明など
◯ト書き
◇◇◇◇◇◇ 場面転換
### 【世界観】
舞台となる異世界には、剣術や魔術を用いた鍛錬は存在するものの、現代的な筋力トレーニングの理論や専用器具は存在しない。
ユージはダンベルやバーベル、トレーニング論、栄養管理の概念を少しずつ異世界へ広げ、当初は自分の筋肉を維持するためだけだった活動を、やがて冒険者・騎士・獣人など多くの人々へ広げていく。
また、筋トレだけだったユージはその過程で仲間と出会い、筋トレ以外にも少しずつ大切なものを見つけていく。
しかし、筋力を効率的に高める未知の技術や、筋トレによって女神教の神聖スキル“悟り”へ到達したユージの存在は、王国や宗教勢力から危険視されていく。
### 【登場人物】
※漫画原作形式版登場キャラクターのみ
・高原雄二(ユージ)
今作の主人公。身長183センチ体重80キロの巨体。30歳。
短髪黒髪で、ムキムキすぎること以外は一般的な日本人成人男性。
現代日本社会で孤独に筋トレを極める男だったが、ある時トラック事故に巻き込まれ異世界に転移してしまった。
基本的に筋トレと自らの筋肉を肥大化させることが彼の行動原理だが、そのせいで転移した異世界でさまざまな事件に巻き込まれていく。
・リネア
トレヴィルの街で冒険者をしている赤髪ストレートロングヘアが特徴的な女剣士。勝ち気で現実的な性格で、ユージに対してはツッコミ役に回ることが多い。
年齢19歳、身長165センチ、体重54キロ。
奴隷身分であり、生き別れになった母を探す旅に出ることを望んでいるが、奴隷契約の主人によって“トレヴィルの街の範囲にいる限り自由”という制約を課されているため、街を出ることができない。
普段は奴隷の紋章を隠すチョーカーをつけている。
肝心の主人は所在不明であるが、セリオたちの“冒険者として名を上げれば主人が放っておかないだろう”という助言を信じて冒険者として研鑽する。
ユージの“悟り”スキルと上位契約魔術によって奴隷契約を上書きし、自由の身に。引き続きユージの筋トレを手伝いながら、母親探しを始める。
・ルノア
猫獣人の幼き子供。
元々は猫獣人たちがひっそりと暮らす里で生活していたが、里が何者かによって襲撃された際に家族ごとさらわれ奴隷に。家族と生き別れた後、不治の病となり、グラートの奴隷商店にたどり着いた。
ユージの“悟り”スキルによって不治の病から回復し、ユージと共に行動するようになる。リネアと同じく、家族を探す。
教育が行き届いていない節があり、下ったらずな口調で喋る。
・セリオ
ユージが最初に訪れたトレヴィルの街の冒険者ギルドで副ギルド長をするエルフ族の男。美しい水色の髪を持つ。年齢は謎(めちゃくちゃ長寿)。
スタイルの良いすらっとした印象だが、そこまで身長は高くない(170センチくらい)
・ガルデン
トレヴィルの街のギルド長。ガタイの良い豪傑。髭がすごい。顔にでかい傷がある。
大斧を使って戦う。
・ギルデス
トレヴィルの街で工房を営むドワーフ族の男。
ドワーフ族らしく低身長だがガタイはいい。
白髪で、髭はキッチリ切りそろえるタイプ。
戦闘時は自慢の魔導機械仕掛けのハンマーを使う。(漫画原作版では残念ながら戦闘シーンなし)
・グラート
トレヴィルの街で雑貨屋を営む男。スリムな体型で長身(180センチくらい)。特徴的なサングラスをかけている。一応元剣士らしい。スーツスタイルの服を好む。
### 【参考:小説版第一部プロット】
### サマリー
筋トレマニアの高原雄二は異世界に転生し、筋肉由来の異常なスキルを得る。本人は平穏な筋トレ生活を望むが、ホブゴブリン討伐、奴隷の猫獣人の少女との出会い、騎士団・女神教・闇の盗賊団との関係によって、次第に王国規模の騒動へ巻き込まれていく。
物語の軸は「筋トレしたいだけの男が、仲間の人生を背負い、権力から逃れながら旅立つまで」。
### プロット
筋トレマニアのユージが異世界に転生。森でゴブリンと遭遇し、自分の投擲能力が異常に強化されていることを知る。馬車を襲う巨大ゴブリンを石で倒し、トレヴィルの街に到着。冒険者ギルドで魔水晶を換金し、ホブゴブリン討伐者として注目される。
ユージは異世界でも筋トレ環境を整えるため、インクラインベンチとダンベルの製作を計画。ギルド副代表セリオ、工房主ギルデスと繋がる。訓練場で剣士リネアと出会い、器具製作を手伝ってもらう代わりに彼女のパーティー加入を約束する。ギルド長ガルデンとの試験戦闘で、ユージはCランク冒険者となる。
ユージの実力と噂が街中に広がる。筋トレ器具を作っていたギルデスの工房が何者かに襲撃される。リネアの提案で、器具製作を続けつつ犯人を誘い出す囮捜査を行うことになる。一方、セリオとガルデンはユージの魔水晶と戦闘力から、彼が普通ではない存在だと警戒し始める。
夜間の張り込み要員を探すため、ユージとリネアは奴隷商グラートの店へ向かう。そこで不治の病を患う猫獣人の少女ルノアと出会い、ユージは彼女を購入。奴隷契約時にユージのレジェンダリースキル「悟り」が発動し、ルノアの病が治る。ルノアは工房警備に加わる。
張り込み生活の中で、リネアがかつて奴隷身分に落ち、母を探すために冒険者として力をつけていたことが明かされる。工房襲撃の犯人は王国騎士団第三隊隊長イシュルドだった。ユージたちは苦戦するが、何とか無力化に成功し、その後騎士団長リディアが介入し事件は収束する。リネア視点では、ユージへの信頼と好意の芽生えが描かれる。
騎士団から王都への召喚状が届く。リネアは奴隷契約により街を出られないため、ユージは契約魔術を調べる。二人は上位契約である「一蓮托生の契約」を結び、“悟り”スキルを発動させ、リネアの奴隷契約を解除する。ルノアの奴隷契約は、本人が病気再発を恐れたため当面維持される。
王都行きの乗合馬車で、御者の少女ノエラと出会う。ノエラの馬が病気になり、ユージは正体を隠すため一芝居打って馬を所有契約下に置き、「悟り」で治療する。しかしこの件で「筋肉の賢者」の噂が広がる。道中、ルノアの過去と両親探しの目的が明かされ、ノエラの不安定な境遇も示される。モンスターである“ボア”の群れとの戦闘で、ルノアの戦闘能力も判明する。王都到着時、ユージはノエラも一行に加える判断をする。
酒場で「筋肉の賢者」の噂が広まり、女神教関係者らしき老人がその存在に反応する。ユージが教会勢力から目をつけられる伏線。
騎士団施設に案内されたユージは、訓練設備に感動し、「龍の試練」と呼ばれるベンチプレスらしき器具で騎士団員たちを驚かせる。リディアはユージを騎士団第三隊隊長に誘うが、ユージは即決できない。ノエラの家庭事情、リネアとルノアの家族探しを知ったユージは、騎士団に入るより仲間の使命を手伝うことを選ぶ。
騎士団へ断りに行く途中、女神教の魔術師たちと老人ザハリエルに襲われる。ユージが「筋肉の賢者」だと露見し、女神教と騎士団内魔術派の問題が繋がっていることが判明する。リディアはユージに「仲間を守れるか」を問い、三日後に騎士団精鋭との模擬戦を行うことになる。
ユージたちは騎士団の鑑定水晶でスキルを確認。ユージには「マッスルメモリー」「合トレ」「カタボリック」など、筋トレ由来のチートスキルが多数あると判明する。「合トレ」により、リネアは剣術、ルノアは暗殺術を急成長させていた。
三日間の訓練で、リネア、ルノア、ノエラはそれぞれ急成長する。一方、ユージは夜にリディアと戦って彼女まで強化してしまう。ルノアは闇の盗賊団と接触し、さらに暗殺術を磨く。
リネアとリディアは互いにユージを巡る対抗心を抱き、模擬戦前から火花を散らす。リディア側の事情として、騎士団、魔術派、女神教、王国政治の複雑な関係が示される。ルノアと闇の盗賊団、ノエラとマルティナの関係も補強される。
模擬戦開始。リネアはリディアと戦う。リネアは短期間で剣聖に近い領域まで成長しており、リディアと激しく打ち合うが、最後はリディアに敗北する。
ノエラは副団長カイルと対戦。三分間耐えれば勝利という条件のもと、防御結界で猛攻を凌ぐ。マルティナとの自主練で身につけた攻撃魔術により、カイルの大剣(模擬戦用)を破壊し勝利する。
ルノアは用務員の老人ハンクと戦う。ハンクは闇の盗賊団の師匠筋にあたる伝説的な暗殺術使いだった。ルノアは激闘の末にハンクを下すが、戦っていたのは本体ではなく幻影だった。それでも勝利扱いとなり、ユージ側が二勝一敗で優勢になる。
ユージはマルティナと対戦。マルティナは結界内でユージの正体と目的を問い詰め、リディアを守るためなら相討ちも辞さない覚悟を見せる。ユージは自爆的な魔術からマルティナを庇い、結果的に勝利に近い形となる。そこへ女神教の教皇が現れ、リネアを「新勇者」に認定しようとする。さらにザハリエルも現れ、ユージの正体が露見しそうになる。ユージは「カタボリック」を使って仲間を抱え、騎士団施設の壁を破壊して逃走する。
ユージたちが脱出した直後、闇の盗賊団が騎士団施設へ襲撃をかける。リディアは、ユージが盗賊団と繋がっているように見えて疑念を抱く。騎士団は応戦するが、盗賊団の暗殺術によりマルティナが重傷を負い、リディアも手に深傷を負う。盗賊団は撤退し、騎士団は事件対応に追われる。ユージ一行は結果的にお尋ね者となる。
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