Synopsis
テンプレ――
この上なく便利なこの言葉に表される現象が、今まさに俺に起きていた。
見知らぬ風景に降り立った俺は、何とか立ち上がる。
ただ、おかしい。
剣と魔法のファンタジーの世界。
姫騎士とか騎士団とか魔王とかドラゴンがいる、そんな世界のはずで、どうして俺は銃口を突きつけられているんだろう。
「両手を頭の後ろで組んで跪け!」
すぐ後ろで屈強な女兵士の声。近代化どころか、近未来SFの映画にでてきそうな軍の基地。
何だこれは、このテンプレは、何かが間違っている。
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