Synopsis

【完結】両親を亡くし、アメリカで暮らす少年・井沢真砂。 ある日、日本に住む従妹の棗から一本の電話がかかってくる。 「チェロが死ぬわ」 それは十年前、真砂が日本を離れるときに置いてきた犬の名前だった。 夏休みを利用して帰国した真砂は、老犬チェロと、その世話を続けていた少女・棗と再会する。 命が突然失われる病「停止症」が蔓延し、生きた動物がほとんど姿を消した世界。 それでも街並みは、携帯電話とデジタルカメラが当たり前だった、あの頃の日本とよく似ていた。 最後の夏を迎えた一匹の犬と過ごす日々は、やがて真砂に「本物の命」と「喪失」の意味を教えていく――。 犬と少女と少年が紡ぐ、ひと夏の青春恋愛譚。

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Kakuyomu
Kakuyomu06/17/2026
  • Current最期の夏