Synopsis

1288年、モンゴル帝国の支配する元朝。 軍の火薬工房で働く若き技師・李炎は、火薬事故によって傷つき、命を落とす兵士たちを見続けてきた。 「もっと安全にできるはずだ」 その想いから彼が考案したのは、金属の筒に火薬の力を閉じ込める新兵器だった。 しかし、その発明は誰も見たことのない力を生み出してしまう。 炎ではなく鉄を飛ばし、雷鳴と共に敵を打ち倒す武器――後に「銃」と呼ばれる存在である。 成功の歓喜。 仲間の死。 戦場で初めて目にする現実。 技術は人を救うのか、それとも傷つけるのか。 これは世界最初期の火器を生み出した、一人の兵器開発者の物語。

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Kakuyomu
Kakuyomu06/16/2026
  • Current『鉄の雷 ― 1288年世界最初の火器職人の物語』