Synopsis

幼くして真理に触れた錬金術師ちゃん。  幼さゆえに憧れを抱き、「魔術師たちの最高峰」と言われる宮廷魔術師への道を志した。  でも、錬金術の最高峰は、元々所属していた錬金術協会だった。  さらに困ったことに『王家への奉仕に伴う特権』なんてものもあった。  国王様へのご奉仕を許されるなど、光栄なことだろう。ならば、早期の辞職など尊き御身への冒涜であるとその契約は語る。  少女は今日も『ベース品』を作る。基礎を軽んじ押し付けられた仕事を、今日も今日とて繰り返す。  多額の違約金の発生は困るし、どうせなら追い出してくれたりしないかな、なんて思いながら。  彼らの認知の歪み故に、解放のための福音は訪れる。  どうやら、平民の少女はいらないらしい。基礎となる物品の作成など、誰にでもできるのだからと追放を迫る。  もちろん、万々歳だ。のどかな村へも移動して、お友達の白猫と一緒に少女は楽しい日常に戻る。  これは、のんびりと生きる天才少女が、愚かな者たちに「もう遅い」と告げるまでのお話である。

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Kakuyomu
Kakuyomu06/16/2026
  • Current虹霓の錬環術師