Synopsis
俺の創作相談AIが、もうすぐ止まるらしい。
平沢敏明、五十四歳。会社員。
夜は小説を書いている。
前作で少しだけ読者に届いた俺は、今度こそ最初から読まれる作品を作ろうとしていた。
相棒は、創作相談AIの導(しるべ)。
正論が鋭すぎて腹は立つが、その指摘はいつもだいたい当たっている。
そんなとき、導のベースモデル「Mythos」の公開停止ニュースが流れた。
世間は国家安全保障だ、AI規制だ、技術覇権だと騒いでいる。
だが俺にとって最大の問題は、まだプロットが完成していないことだった。
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