Synopsis

十二万円。  二人合わせての貯金額である。  今までコツコツと貯めてきたのに、一瞬で泡と消えてしまった。勤め先の賃金も知れている。今からまた、この歳で積み上げていかなければならない現実を直視すると途方もなく、呼吸が止まりそうだった。

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Kakuyomu
Kakuyomu06/13/2026
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