Synopsis
雷鳥真白は、高校二年生。
クラスでの交流は乏しく、友人もいない。
教室でたまたま聞いた噂話では、同じクラスの秋沼香穂に不穏の影が訪れているという。
特に親しくもない香穂のため、真白は夜の街へ足へ踏み入れる。
その理由は、真白の唯一の理解者だった、「魔法使い」の祖父との思い出だった。
祖父の残した「レインドーム」は、人の悲しみを受けてガラスの中に雨を降らせる。
「おじいさんが言ってた。やまない雨はないというのは嘘だって。
生きていて、程度の差はあれ、悲しくないなんて人はいないから。
やむとしたら、それは心臓が止まる時だって」
Serialization Info
Web Novel