Synopsis

周平は、スマートフォンの画面越しに妻・真紀の肩に浮かぶ数字を見てしまう。 +367。おそらく、残された時間。 真紀は数字を知らないことを選ぶ。周平も告げないと約束する。 だがその直後、真紀の妊娠が判明する。 出産までは届く。けれど、その先は長くない。 誰にも相談できないまま、周平は保育園、仕事、転居、家族の支援を調べ始める。 それは準備のはずだった。けれどいつしか、まだ生きている妻を、いない人として扱うことでもあった。 数字を見ることと、妻を見ることは同じではない。 死を先に知った者が、愛する人の現在をどう守れるのかを描く、静かな家族小説。

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Kakuyomu
Kakuyomu06/27/2026
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