Synopsis
昭和二十年十月。
太平洋戦争を終え混沌とした日本の中で、平和で穏やかな場所があった。それは、結核患者が療養する施設、サナトリウム。
主人公の九条尊(くじょう たける)が生活しているサナトリウム、ベタニアの家はキリスト教の教えをもとに開院された施設。金持ちばかりの患者がいるベタニアの家は、戦時中、戦後の不景気でも、穏やかな空気が漂っていた。
そこに、新しい結核の患者が入院してくる。
広幡凪(ひろはた なぎ)。
一枚の写真を持って現れた凪は尊に言う。
「目に見えるものにはなんの価値もないですから」
「目に見えなくなっても触れればそこにあるってわかるだろ。価値も意味もないなんて言わないでよ」
尊は凪にそう言って、ベタニアの家で共に過ごすようになる。
※歌詞は著作権切れの「カチューシャの唄」を引用しています
※旧約聖書より引用があります
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