Synopsis

真白は昔からそうだった。 誰かが困っていれば手を貸し、 誰かが傷つけば自分のことのように悲しむ。 けれど本人は、それを特別なことだと思っていない。 文化祭準備で忙しい日々の中、 千尋はそんな真白の異変に気づく。 大丈夫だと言う真白。 けれどその笑い方は、大丈夫じゃない時のものだった。 放課後、姿を消した真白を探す千尋。 辿り着いた体育倉庫で、 千尋は誰にも見せない真白の涙を見る。 夕焼けの帰り道。 小学生の頃に交わした指切り。 『悲しいは半分こ』 それはずっと昔の約束だった。 誰かの悲しみを全部抱えてしまう子と、 その悲しみを半分持ちたい子。 二人の距離を描く百合短編。

Serialization Info

Web Novel

Service languages
Syosetu wo Yomou
Syosetu wo Yomou06/22/2026
  • Current半分こが下手くそな二人の話