Synopsis
深夜4時51分。
管理会社からの電話を無視しながら、男はベースを抱えて踊っていた。
弾けない。
でも抱える。
ペダルを踏んで光らせる。
下の階から壁ドンが返ってくる。
ちょっとリズムがいい。
これは、 「音楽に救われた男」の綺麗な話ではない。
カフェインで壊れた睡眠と、コンビニ夜勤で死んだ目と、意味不明な衝動で生き延びてる人間の話だ。
焼肉の写真に敗北し、 ベース保持者を名乗り、 人生にうっすら負けながら、 それでも少しだけうるさく生きる。
深夜テンション文学、限界壁ドン編。
Serialization Info
Web Novel