Synopsis
ショッピングモールのゲームコーナーで、朔は汐見に「プリクラを撮りたい」と言い出す。
二十五歳男性としての体面を守りたい汐見は抵抗するが、「汐見さん、絶対やらなそう」と言われた瞬間、妙な意地でプリ機に乗り込むことに。
けれど、派手な加工やハートポーズに振り回されるうち、汐見は気づいてしまう。
朔が本当に確かめたかったのは、可愛く写ることではなく――自分がちゃんと、汐見の隣にいることだった。
少し不器用で、少し不穏で、けれど確かに甘い。
プリクラ一枚に閉じ込めた、ふたりの距離の話。
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