Synopsis
『癒しの如雨露』の続編。
二十二年前、タカテラスの村は雨が中々降らず、旱魃(かんばつ)の危機にあった。
しかし、同じ年、村の入り口で倒れていた少年をタカテラスが助けると、そのお礼として「雨を降らせる如雨露(じょうろ)」をくれたのである。すると本当に「如雨露」が村に雨をもたらし、人々は難を逃れたのである。
少年の名は、ヒナタと言った。
そしてヒナタは、「如雨露」をタカテラスに与えると姿を消してしまった。
タカテラスは、順風満帆な生活を送っていた。子どもも大きくなり、村で祝言を挙げた子もいる。
そのため彼はあることを決めた。
「ヒナタに会いに行こう」と。
しかし、彼が今どこにいるのかは分からない。
そのためタカテラスにとっては当てのない旅となることは分かっていた。いつ帰れるかも分からない。そのため、家族に迷惑をかけることもあるだろうと思っていた。
それでも「会いたい」と彼は思い、村を発つ。
果たして、タカテラスはヒナタに会うことができるのか。
時を越えて育まれた友情の物語。
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