Synopsis

人間社会に混じって穏やかに過ごしていた淫魔リリム。ある日、リヨンの街で暴漢に襲われていたところを、妖精のように可憐な少女マリーに助けられる。 マリーは悪魔を見分ける目を持っていた。 リリムはマリーに感謝はするが、幼い女の子が危険を犯すことはない、と逆に説教をする。助けてあげたのに! とマリーはふてくされる。 その後、ふたりは自分の身内同士が結婚することを知る。マリーの義母である美しきシスター・イザベラをひと目見たリリムは、イザベラを誘惑しようと母娘の暮らすエスコリアル修道院へ出向く。 シスター・イザベラは修道院が運営する孤児院に滞在する条件として、「マリーと同年代の姿になること」を要求。少年になってもイザベラを誘惑できると考えたリリムは、その条件を承諾した。 リリムはシスター見習いのマリーの家庭教師としてともに孤児院で生活することになり、リリムの生存に必要な精気もマリーの汗や血から摂取することになる。淫魔にとってマリーの精気は甘く、汗だけで食欲を誘われた。ひとくちで我慢ができないほどの空腹に至っていると気づいたものの、マリーが怯えて泣きだしてしまう。 マリーの泣き顔と言葉、そして年端もいかない少女を襲ってしまったことにリリムは激しく動揺する。翌日、誠心誠意謝罪すると、イザベラから説明をうけていたらしく、謝罪を受け入れてくれた。 リリムに死んでほしくないから、とわざわざ悪魔に精気をわけようと口付けてくるマリー。 本来であれば悪魔を嫌う側であるはずなのに、リリムの命を案じるマリーの善性に、リリムはすっかり絆されてしまう。 それと同時に、仲直りするように立ち回ったイザベラに対して疑問を抱くリリム。 マリーはなぜ、暴漢を倒せるほどの力を持っているのか。なぜ悪魔を見抜けるのか。 イザベラはマリーを巡る陰謀に、リリムを巻き込もうとしていた──。

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Syosetu wo Yomou
Syosetu wo Yomou05/18/2026
  • Current【完結】淫魔リリムと悪魔祓いマリーは、善悪の境界線でステップを踊る。