Synopsis
日本の首都・東京から南東におよそ300kmの太平洋沖で、突然の轟音と共に地球の中心を貫通し、その真裏の南米沖まで達する直径4kmの巨大な穴「グルア」が出現した。当初こそ世界中をパニックに陥れたものの、物理法則を無視してマントルを噴き出さず、周囲の海すら吸い込まないその穴に、人類は次第に慣れて行った。
しかし――世界がその平和を謳歌していたある日、異変は静かに、誰の目にもつかない所から始まる。
「グルアは少しずつ周囲の海水を飲み込み始めている」
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