Synopsis

王都騎士団の下級補給係ユリス・アーヴェントは、冬の訓練場で毎朝、無口な女騎士リディア・ヴァルトレインに手袋をはめてもらっていた。 寒い倉庫で働く自分への気遣い。 ユリスはそう思って、ありがたく使っていた。 だが、周囲の騎士たちの反応だけがなぜかおかしい。 「今日も受け取ったぞ」 「八日連続だ」 「もう式の日取りを決めろ」 意味が分からないユリスに、先輩騎士が告げる。 騎士が自分の手袋を相手に渡すのは、古い求婚儀礼。 意味は、 「この手は、あなたを守るためにある」。 しかも、毎朝はめてもらうのは、騎士団的にはほぼ婚約確認に近いらしい。 防寒具だと思っていた手袋は、無口な女騎士からの本気の求婚だった。 全2話完結の異世界ラブコメ。

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Kakuyomu
Kakuyomu06/06/2026
  • Current無口な女騎士が毎朝はめてくれる手袋を防寒具だと思っていたら、騎士団式の求婚儀礼だった