Synopsis

姉の見た目が、顔が、好きだ。世界で一番美しいと思う。  でもそれは、恋愛とか性欲とかを超越した感情のはずで。 「美悠も、舌を絡ませて」  上気した顔で見つめられ、心臓が早鐘を打つ。  操り人形のように従い、再び這入ってきた姉の舌に自分の舌を絡ませる。二つの舌が粘着音を奏でて一つに混ざり合う。  姉の舌が、欺瞞の鎧を剝いでいく。  不快感も生理的嫌悪も、確固としてそこにある。  ただ、それだけじゃないって話で……  認めたくなくて、姉の口づけから逃れた。 「理桜、もうやめてよ。お願い、やめて……」  赦して、とは口が裂けても言えなかった。

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Kakuyomu
Kakuyomu05/31/2026
  • Current姉の顔が好きな妹と、妹が好きで支配したい姉の話