Synopsis

「勇者様、それは武器強化素材じゃありません。靴箱用です」  魔法も剣も持たない転移者ハルトが手にしたのは、白い布が一枚きり。  捨てられるはずの焦げ魔石を売り始めたら、最初の客は――買い物が死ぬほど下手な、勇者だった。  毒舌すぎる魔法使い。謝りすぎる僧侶。守りすぎる戦士。直しすぎるゴブリン。  訳あり品も、訳ありな仲間も、もう一度だけ、向きを変えてみる。  元通りには、できない。  でも、まだ、使える。  ――やがて店に、丁寧すぎる言葉で“戻る道”を悪用しようとする者が、現れる。  あたたかくて、少しだけ胸が痛い。異世界フリマ、開店です。

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Kakuyomu
Kakuyomu05/30/2026
  • Currentフリマ屋《もういちど》〜捨てられた物にも、戻る場所をつくる店〜