Synopsis

商業都市ドルンブルクの歓楽街で育った少年レオニス=ファルクは、ある夜、渡り剣士クライヴ=レーウェンと偶然出会う。王国最強の騎士団長に決闘を挑むというクライヴの言葉に心を動かされたレオニスは、単身王都を目指す。 しかし王都に辿り着いたレオニスを待っていたのは、クライヴが王宮の筆頭執事に連行される場面だった。救出のために後を追ったレオニスは、気づけば王宮の中に迷い込んでいた。 正体がバレれば命はない。苦肉の策として侍女に成りすましたレオニスだったが——どうも周囲の反応がおかしい。身分を隠した王子はレオニスにやけに懐いてくるし、近衛騎士は目で追ってくるし、謎めいた側近はことあるごとに絡んでくる。生き延びることに必死なレオニスには、彼らの視線の意味を考える余裕など、ない。 やがてレオニスは王宮に渦巻く筆頭執事の陰謀を察知し、王子と手を組んでこれに立ち向かうことになる。 問題は——俺が男だということを、口が裂けても言えないことだ。

Serialization Info

Web Novel

Service languages
Syosetu wo Yomou
Syosetu wo Yomou05/29/2026
  • Current殿下、その侍女は男ですし、あなたが王子だとも知りませんでした!