Synopsis
老人を殺した。
床板の下に隠した。
警察の前で自白した。
それだけなら、どこにでもある狂人の告白だった。
だが、床板の下から見つかった死体には、心臓がなかった。
そして留置場の夜、語り手は気づく。
あの音はまだ止まっていない。
家から離れても、床板から離れても、なお自分の胸の奥で鳴っている。
一つは自分の鼓動。
もう一つは、殺したはずの老人の鼓動。
エドガー・アラン・ポー『告げ口心臓』より着想を得た、一人称告白型ホラー短編。
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