Synopsis

二〇〇四年イラク――。アンバール県のとある街に派遣された合衆国軍海兵隊上等兵のアーニーは、帰還の日を心待ちに、ただ生き延びるためだけに任務を遂行していた。正規軍による戦闘は終結したにもかかわらず、抵抗勢力の勢いは激しさを増していた。 ある日、アーニーの小隊に新軍曹フォックスをが移動してくる。 フォックスにまつわる軍内部の噂、加えて、ある事件がきっかけで『軍曹』という存在に不信を抱くアーニーは心を許せずにいた。 住民との見分けがつかない抵抗勢力との戦闘は困難を極める。 はじめは厳格に規定されていた交戦規則も、「自衛のため」と安易に発砲可能なものに変更されていく。 それは、「殺される前に殺す」という前軍曹の教えを彷彿とさせた――。 米国で14年過ごした筆者が、現役、退役軍人らへのインタビューをもとに描くイラク戦争。 第十二回小説現代長編新人賞 第一次選考通過作品

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Syosetu wo Yomou
Syosetu wo Yomou04/30/2026
  • CurrentBlinded(ブラインデッド) なぜわたしは戦争に参加するのか