Synopsis
~天使の首は、未だこの手に~
「こんばんは、愚かな子。そんな君に、贈り物を授けに来た」
雪崩のように舞い込む不幸。それは、俺の死へのカウントダウンだった。
今まで建てられたドミノを、俺が一つ弾くだけ。それだけで、今までのことがすぐ
に消えてなくなるから。
――その時、俺の首を取ったのは、汚れのない土足な天の使者だった。
踏んだり蹴ったりな天使との日々。喧嘩しては笑い合う、生きたいと思える未来。
だが俺はまだ知らなかった。救済が意味する「罪」を。あいつが見ている世界を。
死にたいお前に生きたいと思える未来を。あいつらに忘れさせない存在を。
これは、一人の天使が送る、静かで強かな復讐劇。
――その汚れが、俺は好きだったから。
残酷描写、暴力描写あります。
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