Synopsis
春が嫌いな高校二年生・朝倉澪は、始業式前日、桜並木で不思議な少年と出会う。
「今年の桜は、急ぎ足だね」――春雷とともに現れた彼は、翌日、転校生・榛名春人として澪の前に現れた。
桜の咲く場所にだけ現れ、どこか懐かしい声音で澪を呼ぶ春人。
彼と過ごす放課後のなかで、澪は中学時代に“言えなかった想い”と向き合っていく。
春人は、桜前線とともに現れ、春雷が鳴る夜に消える存在だった。
言えなかった言葉は季節になる。
けれど、言葉にできた想いは未来になる――。
桜前線とともに訪れた、ひと春だけの恋と別れを描く青春ファンタジー。
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