Synopsis

思想、戦術、政治に切り込んだ軍記ファンタジー。 混迷を極め、国内の安定が失われたリンゼン帝国。 乱れた世を安定させるため、義勇軍を率いて立ち上がったカイゼル・ハワード。やがて彼は大陸の西方を統治し、ハワード王国を築き上げた。 戦乱の世においてはかけがえのない貴重な十年の平和の後、徐々に力を取り戻しつつあった帝国はまだ十歳でしかない女皇帝イストリアの即位をきっかけに、皇帝の意志とは関係なく悲願の大陸再統一を成し遂げるため、兵力を結集。 大軍を迎え撃つ羽目になった王国の軍議は紛糾し、カイゼル王も悲壮な決意を固めることに。 その時、カイゼルの八歳になる息子、アウグスト王子の発言により事態は大きく動き出し…… そして戦争は戦場という枠組みを超え、国家の在り方から人の心理まで踏み込んでいく。 明確な間違いによって戦争が起きるとは限らない。時に誰もが正しい選択をした末に起きることもある。 戦争という、人類が克服することのできないカルマを、敵対する双方の視点から描いた手に汗握る物語。

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Syosetu wo Yomou
Syosetu wo Yomou05/16/2026
  • Current皇帝と王子――時代の変化と統治の移譲