Synopsis
公爵令嬢フローラは、王太子の婚約者だった。
その珍しい瞳は、古代、国を救った女神と同じ色であり、それが理由で王太子との婚約が結ばれたのだった。
しかしこれは政略結婚。互いに愛はなかった。フローラも、婚約者に愛を求めていなかった。
しかし──
婚約者には幼馴染の恋人がいて、その恋人はマナーを身につけていない。おまけにことある事にフローラに絡んでくる。
王太子は全面的に恋人の味方だ。
(もうやってらんない……!!)
フローラがそう思った時、彼女は前世の記憶を取り戻した。そういえば前世も、こんな板挟みな状況に苦労した──。
前世の記憶を取り戻したフローラはこの環境から円満退職(婚約解消)することにした。
そして、婚約者を、ずっとこの婚約が羨ましいと言っていた妹に譲ることにしたのだ。
そして、フローラは何を気負うことなく、転職し、趣味(魔石作り)に励むことにした。
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