Synopsis
白雨女学院には、雨の日だけ叶うおまじないがある。
雨の日に本当のことを言えたら、願いが叶う。
嘘をついたら、隠しごとを言わされる。
転校生の白河透子は、初日から旧校舎近くで奇妙な告白の場面を目撃する。
上級生の黒森深月に想いを伝えようとした少女が、突然、別人のような言葉を口にした。
「忘れないって言ったのに」
それは、三年前の雨の日に亡くなった生徒、雨宮雫の言葉なのか。
それとも、誰かが怪談を利用しているだけなのか。
噂、通知、欠けた記録、傘の内側、放送室の声。
雨宮さんの呪いを追うほど、透子は深月の隠しごとへ近づいていく。
雨の日だけ、彼女は嘘をつかない。
でも、嘘をついていたのは誰だったのか。
女子校を舞台にした百合ホラーミステリ。
Serialization Info
Web Novel