Synopsis
ジュニアクラスの陸人が僕に手を合わせて言った。
「神様お願いします。来月の大会で失敗しませんように」
「誰を拝んでるの?」
「そこの神様です」
「いないよ、そんなの」
「いますよ。和真先輩の肩に」
陸人が願掛けしていたのは僕に取り憑く古代人、ナガスネビコだった。神じゃないと言っても聞く耳を持たない。
試合形式の練習後、陸人は最後に言った。
「和真さんはぼくの神様でした」
違うよ、僕は神様なんかじゃない――
***
超・妄想コンテスト「神様、お願い」の作品です。
Serialization Info
Web Novel