Synopsis

喫茶店の2階で探偵をやっている倉井蒼生は、正直そこまで忙しくはなかった。 迷子探しとか浮気調査とか、地味な依頼ばかりだ。 そんなある日、ひとりの依頼人がやってくる。 報酬は300万円。 ただし、内容は「受けるまで教えられない」。 怪しいなんてもんじゃない。普通なら断る案件だ。 でもなぜか、その時の俺は断れなかった。 ──そして次の瞬間、見覚えのない場所に立っていた。 そこは異世界だった。 魔法があって、殺人事件があって、そして“痕跡が消える”世界。 さらに俺に与えられたのは、嘘を見抜くスキル《真偽鑑定》。 ただしこれにも厄介な欠点がある。 100回に1回だけ、結果がひっくり返るらしい。 信用していいのか悪いのか分からない力を頼りに、俺は異世界の事件に巻き込まれていく。 消えた凶器、残らない魔法痕、そして誰もが何かを隠している世界。 探偵としての勘と、このふざけたスキルで、どこまで真実に辿り着けるのか。 ──これは、真実を暴く話であり、たぶん一番信用できないのは自分の目かもしれない話だ。 異世界×探偵ミステリー。

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Syosetu wo Yomou
Syosetu wo Yomou05/12/2026
  • Current「そのスキルは真実を見抜く──ただし1%だけ嘘をつく」