Synopsis
「クラリス・レインフォード。お前との婚約を破棄する」
王立学院の卒業舞踏会で、“悪役令嬢”クラリスは第一王子から断罪される。
罪状は、聖女エミリアへの嫌がらせ。
涙を流す聖女を前に、誰もがクラリスを悪だと信じて疑わなかった。
――ただ一人、クラリス本人を除いて。
皆に愛される聖女エミリア。
しかしクラリスだけは知っていた。
彼女の加護は“癒やし”ではない。
人の心を惹きつけ、疑う力すら奪ってしまう、“愛される加護”なのだと。
誰も聖女を疑えない世界で、たった一人真実を口にした少女は、“悪役令嬢”と呼ばれた。
これは、
皆に愛された聖女と、
誰より嫌われた悪役令嬢の物語。
そして――。
「悪役令嬢って、何なんでしょうね」
空気に逆らい続けた少女が、“本当に人を見る”ということを問いかける物語。
Serialization Info
Web Novel