Synopsis
超・妄想コンテスト「桜前線」の参加作品です。
中学の卒業式。桜の下で写真を撮りたい私たちは桜前線を目指して自転車のペダルをこぎだした。
「桃永は私といてつまらなくなかった?」
今しか聞けないと思った。一緒にいる時間の中で聞けないほど私は怖がりだから。
「え?なんで?」
「だって、賢い人ってつまんないじゃん。」
「えー。まあ、たまに桃永のことばかだと思ってるな、とは思ってたけど、ちかちーいっしょにいてくれたら別に。」
「そっか。」
桃永の人生の道の寄り道に私もなれていたらいいなと思う。
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