Synopsis
「該当神なし。加護:不明」
神官は、鑑定石が三度示した神の名を信じなかった。
その日、ノア・グランツは「神に選ばれなかった者」になった。
貧農の三男に与えられたのは、物を仕舞うだけの加護
──『内なる蔵』。村人たちは笑い、家族は目を逸らした。
だが、その夜。森の奥で出会った銀髪の魔神少女に喰われかけたとき、
ノアの内なる蔵は、逆方向に動いた。
ハズレ加護のはずが、魔神の核を取り込んでいた。
「あなた、人間よね……? なぜ、そんなことが」
誰も、答えを持たなかった。
──奪われたなら、奪い返す。
いや、それ以上だ。
全部、奪ってやる。あいつらが大事にしてるもの、全部だ。
該当神なしの少年が、ソロモン72柱の魔神核を喰らい、
神々から世界を奪っていく、ダークファンタジー成り上がり譚。
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