Synopsis
国内最大級の小説投稿サイト『フェブリーイング』。
新人運営スタッフの「私」が目にしたのは、規約ギリギリ、倫理破綻、けれど爆発的なアクセスを叩き出す一作の「問題作」だった。
凄惨な描写に眉をひそめる私に対し、先輩はコーヒーを啜りながら言い放つ。
「PVが稼げてるんだから放っておけ」
数字が正義。売れれば良識。
画面の向こうで消費される悪意を、私は事務的に「選考通過」へと導いていく。
小説投稿サイトの裏側で、静かに摩耗していく倫理を描いたショートストーリー。
Serialization Info
Web Novel