Synopsis

王太子リオンに「国にとって害悪だ」と公開婚約破棄された公爵令嬢エレノア。 彼女は五年間、王太子妃の務めとして国庫の帳簿管理、疫病対策、外交草案の作成など、国を裏から支える完璧な実務をたった一人でこなしてきた。しかし、その功績はすべて奪われ、無能な偽聖女に王太子の隣を奪われてしまう。 理不尽な断罪と、家族からの冷遇。居場所を失ったエレノアの前に現れたのは、大陸最強と謳われるヴェルザンド帝国の若き皇帝カイだった。 母の遺した「千年に一度の契約の継承者」としての真の力を見出されたエレノアは、帝国へと渡る。 帝国で本来の才能と古代魔法の力を開花させ、皇帝の温かな愛に包まれて新しい居場所を築いていくエレノア。 一方、彼女という「国の土台」を失った王国では、帳簿の解読不能、外交決裂、偽聖女の不正発覚と、次々に崩壊が始まっていた。 今さら「名誉を回復するから戻ってきてくれ」と泣きつかれても、もう遅い。 これは、誰かのための駒として生きてきた令嬢が、自分の真の価値を認めてくれる場所で最高の幸せを手に入れるまでの物語。

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Kakuyomu
Kakuyomu05/06/2026
  • Current五年間この国を裏で支えた公爵令嬢、婚約破棄されたので全部置いていきます ~帳簿も外交草案も私の著作物ですので、勝手にお使いになれませんよ?~