Synopsis
果てなく広がる大樹の森、エルシノア。
人々が樹上に文明を築き、古き教えを守りながら暮らす世界。
その一角、聖樹マナセの里にて、ひとりの娘が病に臥していた。
治療は急を要する。だが、“ある事情”ゆえに同邑の医者は頼れない。
少女の父である農夫ジャクバは、そこで一計を案じた。
たまたま巡礼の途上で里を訪れていた、流れの呪医を頼ることにしたのである。
しかしその呪医は、エルシノアで最も忌み嫌われる呪術流派、おぞましき蟲使いの技を受け継ぐ者だった――。
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※1:一部の設定が拙作『SINGULAR BLADES』とリンクしていますが、独立した物語ですので、向こうを読んでいなくともまったく問題はありません。
※2:蟲使いの技の描写として、蛆虫がぞろぞろ出てきたりします。苦手な方は注意。
※3:猥褻目的ではなく医療行為としてですが、女性器に異物を挿入するなどのシーンがあるため、いちおう性描写ありとしています。苦手な方は注意。
※4:第二十九回文学フリマ東京に出品(短編集『黒い胎動』収録)したものを、一部改稿した内容となります。
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