Synopsis

~姫に触れられるのは、ただひとりのオオカミだけ~ 「誰も近づいてはいけない」と言われたその場所に、ロザリンは迷いなく足を踏み入れる。 “森に現れるオオカミみたいな赤いマントの騎士”の噂を聞き、真実を確かめるために。 騎士は赤いマントの気配に気づき、木陰からそっと彼女を見つめる。 しかしロザリンは怖がらず、むしろ微笑んで手を差し伸べた。 「あなたは、誰も傷つけない」 「あなたは、誰かに愛されるべき」 その言葉に、騎士は初めて“自分の瞳に映る誰か”を信じてみようと思う。 月が二人を照らし、風が静かに歌う。 そして騎士は赤いマントをそっと彼女の肩にかける。 それは、心を預けるという約束だった。 登場人物 〈ロザリン・ルナフロース〉 ルナフロース王国の王家。花属性。 花の女神《フロース》の血筋を亡くなった母(フローラ王妃)から継ぐ姫。 〈ロウ・エルネスト〉 ロザリンの専属護衛兵。元月影の森出身。月属性。 あることで亡くなった父から月の守護種・月の獣王≪ルナ・フェンリル≫の血を受け継いでいる。 〈ヴァルガ宰相〉 ロザリンの義兄。闇属性。 王家の血を引くが、正統な継承権は持たない。 若い頃のある出来事を境に、人の心を信じなくなった。 ヴァルガが独自に作り出した禁忌の魔術を扱う。

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Syosetu wo Yomou
Syosetu wo Yomou05/05/2026
  • Current赤ずきん姫とオオカミ騎士~姫に触れられるのは、ただひとりのオオカミだけ~