Synopsis
タイトル『ソード・オーソリティ』
兼永安守は八歳の時、あらゆるものを剣に変える力を持っている事に気が付いた。その時からアニメや漫画等にはまっていた安守は、この事を誰かに知られたら悪い人に利用されると考え、超常の力を秘匿し続けた。それでも好奇心に負け、安守は誰にもばれないように力の使い方を練習するが、特に何もなく時は過ぎ、力の事を隠し通したまま安守は高校一年生になった。それまで自分以外の超常の力に関する情報は全く聞かなかったが、ある日、安守は突如として動き出した土の巨人に遭遇する。そして、巨人と戦う少女に出会い、窮地に立たされた彼女を助けた安守は、超常の力による混乱を抑えるための組織アンカオスが存在していた事を知った。アンカオスでは超常の力が権能と呼ばれていて、権能による事件はアンカオス日本支部が国内の情報を統制していただけで、実際には毎日のように起こっていた。権能による混乱を抑えるという理念に賛同出来た安守は、アンカオスに入る事を決めた。それから戦闘員になるための訓練を受け、安守は教育係に正式な戦闘員になる事を認められる。権能は生物、非生物に関係なく宿り、安守としてはいきなり一人で権能を宿した生物を相手にする仕事は受けたくなかったが、教育係は安守なら出来ると言う。そこで教育係の提案で安守は巨人から助けた少女とチームを組む事になった。名を多良木という少女はこれまで生物を相手にする仕事は受けていなかったが、このままではいけないと思い、正式な隊員になる前に教育係だった安守の教育係でもある男に相談していたらしい。チームを組んで数日後には初仕事の依頼が来て、相手は生物ではないものの強かったが、力を合わせてどうにか倒す。二人はこの戦いで、思い悩みながらもチームとしての絆を深めた。それから、二人は新しい戦い方を考え、その準備をしながら訓練を重ねる。多良木と同じ時期にアンカオスに入り、同じ教育係の下で育った大水という少女と偶然知り合った安守は多良木の勧めもあって、基本的には彼女と戦闘訓練を行った。それから少し経ち、教育係によってこれまで依頼が止められていた生物相手の仕事が解禁される。二人の初めての生物相手の仕事は権能を宿した人間の捕縛で、不安そうな安守を心配した大水は同行を申し出た。三人で事件の起きた場所に向かい、そこで何かに怒り狂った男と戦う。男は無差別に人を殺していたが、その怒りは紛れもなく本物だった。激闘の末、安守は男の首を刎ねてしまう。多良木のおかげで安守はひとまず冷静さを取り戻したが、気分が晴れる事はなかった。
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