Synopsis
毎日一緒に登校して、放課後もなんとなく一緒に帰る。
それが当たり前だった――幼馴染の陽菜と、俺・悠真の関係。
距離が近いのも、手が触れるのも、名前を呼び合うのも。
全部“普通”だと思っていた。
――あいつが現れるまでは。
陽菜の新しい友達・美月。
明るくて、気遣いができて、すぐに打ち解けるタイプのやつ。
三人で過ごす時間は楽しいはずなのに、
陽菜が俺以外と笑っているのを見た瞬間、胸の奥がざわついた。
「……なんで、こんなに嫌なんだよ」
それが嫉妬だと気づいたときには、もう遅かった。
他のやつに取られたくない。
この距離を、誰にも渡したくない。
――そう思った瞬間、俺は言っていた。
「俺がいるだろ」
衝動みたいな告白。
なのに、返ってきたのは――
「うん。私も、悠真がいい」
ずっと隣にいたはずの幼馴染は、
気づいたら“彼女”になっていた。
手を繋ぐのも、名前を呼ぶのも、キスをするのも。
全部が、昨日までとは違う意味を持ち始める。
これは、距離が近すぎて気づかなかった恋が、
一度火がついたら止まらない――
甘すぎる青春ラブストーリー。
Serialization Info
Web Novel