Synopsis

僕はカイト,サッカー部でレギュラー入りを目指している中学3年生.友達や好きな女子(ユズ)もいる青春だけど,なにかが足りない.そんな中,エースのミヤや後輩のヤマヤからアドバイスを受けつつリフティングの特訓を開始した.いつかレギュラーになる為に.ユズを振り向かせるために.自分を変える為に.新たな青春小説誕生! 以下あらすじ 中学生の僕はサッカー部では万年補欠.レギュラーになるためにリフティングの特訓を開始した.仲間には内緒にしているけどひょんなことから,エースのミヤとヤマヤとばったり遭遇しして,コツの伝授をうけてリフティングはみるみる上達した.そんななか練習試合が組まれて,成果を見せる絶好のチャンスが訪れるが,自分は出場選手としてサッカー部顧問から選ばれるのか? サッカー部はサッカー技術の優劣や学年で序列が決まるけど,練習中の横暴な副キャプテンの行動によりチームの結束が乱れてしまう.個性豊かなクラスメイトやサッカー仲間とは楽しく過ごしているけど,観察するとみんなそれぞれ家庭の事情や能力が違ってすごく面白い.学年一の秀才のイナバは数学が得意で平行線は公理系だから交わらないのは決まっているという. 結局,練習試合には,顧問の判断に戸惑いつつ無事出場できて,点数を決める活躍までした.でもだからといって何が変わったわけでもなくユズとは幼馴染の関係のまま.サッカー部の序列があがった感じもイマイチしない. 中学最後の総当たり公式戦が始まった.予想外の相手にチームが負けてしまってから,歯車が狂いだす.次の試合で自分の出番を待つけど,その気配は全くない.試合時間が少なくなりもう自分の出番がないことを確信する.そのときに思い出したのは平行線は交わらないという公理だった.自分のこれまでの幾ばくかの努力が,自分が望んだ形で結実しないことを理解した僕は負けたチームメイトの奮闘を讃えることしかできなかった.

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Kakuyomu
Kakuyomu04/05/2026
  • Currentあるいは平行線について