Synopsis
「ねえ、朔也。私のこと、ただの友達だと思ってない?」
同じクラスの距離感がバグっている同級生、朱音。
テスト勉強という口実で訪れた僕の自室。
扉一枚隔てた向こう側には、ドラマに夢中な母さんがいる。
そんな緊張感の中で、朱音が静かに内鍵をかけた。
カチャリ、と響く金属音。
それは、僕たちが守ってきた「友達」という安全地帯が消滅した合図だった。
「逃げようとしたら、大きな声出すよ?」
耳元で囁かれる甘い脅迫。
夕闇の密室で、数学の公式よりも熱い、彼女の体温に溺れていく。
Serialization Info
Web Novel