Synopsis
六年前のブログを読み返したとき、私は「世界が変わる」と信じていた。
だが現実は違った。
鬱病、障害、そして変わらない日常。
ただ一つ変わったのは――
見えないはずの「何か」が、見えるようになったこと。
部屋の隅に立つ女。
肩に乗る気配。
触れる髪の感触。
最初はただの違和感だったそれは、次第に距離を縮めてくる。
やがて私は気づく。
その存在が、ただの霊ではないかもしれないことに。
静かに寄り添う“何か”との、奇妙な同居の記録。
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