Synopsis

大学二年の 高木 優輝(たかぎ ゆうき) は、幼なじみの 白峰 澪(しらみね みお) と大学の友人たちと共に、夏休みの旅行で離島 頸鵠島(けいこくとう) を訪れる。 港、民泊、海水浴、ショッピング、そして海上奉灯花火祭。 観光地として賑わう島の夜、男子六人は酒と悪ノリの勢いで、鵠高神社の奥に広がる禁足地へ足を踏み入れてしまう。 そこにあったのは、首に深い亀裂の入った石像 首折れ地蔵。 面白半分で倒し、落書きをし、ゴミを捨て、動画を撮り、笑い、真似をする六人。 優輝と澪だけは必死に止め、倒れた地蔵を元に戻して謝罪する。 帰宅後、心霊特番に送られた島の動画を見た霊能力者は震えながら警告した。 「三日の静寂のあと、首は返る」 だが三日経っても何も起きない。 六人はそれをテレビのヤラセだと笑い飛ばした。 そして二週間後。 “自分は何もしていない”と思っていた一人目が、首を折られて死んだ。 そこから四週間、六週間、八週間。 二週間ごとに一人ずつ、六人は三ヶ月かけて順番に死んでいく。 呪いではない。 これは、苦痛を娯楽にした者へ返る因果の執行。 花火の夜に始まった悪ノリは、 三ヶ月後、頸鵠島そのものの真相へ辿り着く。

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Kakuyomu
Kakuyomu04/21/2026
  • Current首折れ地蔵 Ⅰ 頸鵠島の花火