Synopsis
話すのが少しだけ苦手な私。
小学校の頃、うまく言葉が出なくて俯いていた私に
ただひとり、最後まで待ってくれていた男の子がいた。
高校で離れ、声を置いてきた教室。
大学での偶然の再会。
言えない「久しぶり」
雨の中の告白。
傷ついた夜に、守ってくれた手。
喧嘩して、逃げて、それでも待ってくれていた人。
10年かけてようやく言えた
「……朔弥」
吃音が教えてくれたのは、
言葉の速さじゃなくて、想いが伝わるまで待つことの尊さだった。
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