Synopsis
大学で心理学を学ぶハルトは、ロジャースの「ありのままを受けとめる」という思想に強く惹かれていた。
しかし、自分自身の心にはまだ触れきれない部分がある。
そんなある日、礼拝で耳にした
「立派な祈りをしようとすると、祈れなくなる」
という言葉が、彼の内側に静かな波紋を広げていく。
祈りとは何か。
心を開くとはどういうことか。
そして、人を“聴く”という行為は、どこまで自分自身とつながっているのか。
ミキの明るさ、アヤの静けさ、そして自分の揺らぎ。
さまざまな出会いの中で、ハルトは少しずつ、
「神の前でありのままの自分でいること」
の意味を見つけていく。
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