Synopsis
あらすじ
合唱コンクール。
三年C組の加藤は、指揮者になった。
「揃っているのに、届かない」
リハーサルでそう感じた加藤は、ある作戦を立てる。
それは、合唱を“壊す”ことだった。
並びを変え、指揮を捨て、観客を見て歌う。
クラスは戸惑い、反発し、それでも本番に向かう。
そして迎えた舞台。
その合唱は――
合唱としては、完全に崩壊した。
それでも、客席は動いた。
あのとき、何が「届いた」のか。
そして、なぜ彼女だけは――届いていなかったのか。
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