Synopsis

夏の高校野球、甲子園予選決勝。 あと一歩で優勝という場面で、エース・古野光星は満塁のピンチを迎える。 仲間の想いを背負い投じた一球は、無情にもスタンドへ――。 あの日を境に、光星はボールを投げられなくなる。 自分の価値を見失い、ただ野球部に居続けるだけの日々。 一方、美術部の東城花子は、周囲から「不気味」「狂気的」と否定され、自分の描く絵に価値を見出せずにいた。 そんな二人が出会ったのは、人気のない中庭。 偶然拾われた一冊のスケッチブックと、たった一言―― 「綺麗」 誰にも理解されなかった世界を、初めて肯定された花子。 すべてを失ったはずの光星は、知らぬ間に誰かの救いになっていた。 だが、光星は再びマウンドに立つことすらできず、ついにはベンチから外される。 一方で花子は、「自分の価値は自分で決める」という答えに辿り着き、描きたい世界を見つけていく。 壊れたままの少年と、世界を描き続ける少女。 互いにしか見えない“価値”を抱えた二人が出会うとき、 それは救いなのか、それとも――。 結構、面白い自信作です。 特に柊恒一というキャラクターが、そのうち登場するんですけど、かなりいいキャラが書けてるなと思いながら書いてました。 ぜひ読んでください!

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Kakuyomu04/10/2026
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