Synopsis
使われていないはずのバス停に、深夜二時十三分だけ現れる白い時刻表。
そこにはいつも、こう書かれている。
二時十三分
終点行
コンビニ夜勤の帰り道、僕は旧道の廃バス停で奇妙な女を見た。
その日を境に、事故の前に“先に待っている人”が見えるようになる。
やがて現れる、古い路線バス。
乗っているのは死者ではない。
これから死ぬ人間たちだ。
そして町を離れたはずの僕の最寄りのバス停にも、同じ時刻表が貼られ始めた。
「まだ、あなたの番ではありません」
次に降ろされるのは、誰だ。
Serialization Info
Web Novel